iOS（Objective-C）とは
Objective-Cは、プログラミング言語の一種で、NeXT、Mac OS XのOSに標準付属する公式開発言語です。
C言語をベースにSmalltalk型のオブジェクト指向機能を持たせた上位互換言語で、主にアップルのMac OS XやiOS上で動作するアプリケーションの開発で利用されています。
iOSは、アップルが開発・提供したオペレーティングシステム（組み込みプラットフォーム）で、iPhone、iPod touch、iPad、iPad mini、Apple TVに搭載されています。
iOSデベロッパには、Objective-C の知識は必要不可欠
Objective-Cは、C言語に独特のオブジェクト指向の仕組みを追加した特殊な言語ですが、あまりプログラミングの経験がない人でも、基礎からきちんと覚えることで、アプリを作成できるようになります。
アップルが新言語Swiftを発表したときは、これで Objective-Cを習わなくてもiOSデベロッパになれる、という声も多く聞かれました。
しかし、SwiftはObjective-Cより学習しやすいのですが、 iOSデベロッパになりたいのなら、やはりObjective-Cの知識が必要となり、Objective-C を習得すれば、Swiftの学習もしやすくなります。
Objective-Cの特徴は
Objective-Cは、C言語と互換性がある言語なので、C言語のソースコードをコンパイルすることができます。
また、C言語にオブジェクト指向を実現するためのいくつかの機能を追加しています。
しかもObjective-C のオブジェクト指向は C++ 言語よりはシンプルな構造となっています。
iPhoneアプリを作りたいのなら、Objective-Cを学んでおけば良いと言われますが、逆にAndroid派なら目を向けなくても良い言語とも言われています。
