PL/SQLとは
PL/SQLは、Oracle社により、Oracle Databaseのためにコンピュータのデータベース言語SQLが独自に拡張されたプログラミング言語です。
SQLの全てのファンクション、演算子および疑似列と同様に、SQLのデータ操作、カーソル制御およびトランザクション制御のすべてのコマンドが使えます。
SQLのこの拡張サポートにより、Oracleデータを柔軟かつ安全に操作できます。
また、PL/SQLでSQLのデータ型が完全にサポートされているので、アプリケーションとデータベースの間でデータをやり取りするのに、データ変換の必要が減ります。
PL/SQLで出来ることは
PL/SQLを使用することで、WebアプリケーションおよびServer Pages(PSP)の開発ができるようになります。
PL/SQLを使用すれば、複雑な問題を容易に理解できるプロシージャ・コードに分割し、複数のアプリケーション間でそのコードが再び利用できます。
単純なSQLで問題が解決できるのなら、PL/SQLプログラム内でSQLコマンドが直接発行でき、新しいAPIを学習する必要はありません。
PL/SQLのデータ型は、SQLの列型と対応しているので、PL/SQLの変数と表内のデータは簡単に交換できます。
PL/SQLの活用法は
Oracle社のデータベース管理システム「Oracle」と組み合わせて使用することで、プログラミング言語による処理の記述と、SQLコマンドによるデータベースの検索やデータの更新などを組み合わせ、データベースアプリケーションを開発することができます。
DBアプリケーション開発の際に必要となる機能は、すべてPL/SQL Developerから実現可能となっています。
Oracle Developerなどの開発ツールでも使われています。