Oracle


Oracleの名称について

Oracleとは、データベースソフトウェアの開発を行っている世界的大手のソフトウェア企業の名称ですが、同社が販売を行っているリレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)、Oracle Databaseを指して言う場合もあります。
通常は製品名であるOracle Databaseを指して言うことが多いようです。

アメリカに本社があるOracle社は、世界初の商用データベースと言われている「Oracle Database」シリーズ、およびデータベースシステムに関するソリューションの提供を行い、データベースの分野で幅広く支持され、世界的にもトップシェアを占めています。

Oracle Databaseシリーズとは

Oracle社は、データベース製品を中核に、主に大企業向けのERPやCRMなど業務用ソフトウェアパッケージ製品を展開しています。

Oracle Databaseシリーズは、WindowsのほかMac OS、Linuxなど様々なプラットフォームをサポートし、SQL、クライアントサーバーシステム、オブジェクト指向、グリッドコンピューティングなど、最新技術をいち早く製品に取り入れています。

PCからワークステーション、大規模な基幹業務システムまで、様々な規模のデータベースシステムが構築可能となっています。
PC用の小規模データベースソフトとしてはMicrosoftのAccessが良く知られていますが、Oracleは商業用の大規模なもので使われています。

認定資格試験も実施

オラクルマスターは、Oracleの製品を扱う人の技術認定資格であり、Oracle社により世界統一の認定資格試験が実施されています。

試験内容はOracle Databaseの管理に関するものや、Oracle Databaseを操作するためのSQL文に関するものなどがあり、受験者の目的により、データベース管理者、アプリケーションサーバ管理者、開発者の3つの道が用意されています。