フリーランスにとって、名刺は第二の「顔」となる存在。
名刺の印象や、記載された情報から仕事がもらえるか、もらえないかに影響することさえありえるのです。
頻繁に使用する名刺だからこそ、今一度内容を見直してみるといいかも?
名刺に記載しておきたい項目とは?
まずは、名刺に必ず載せるべき項目をチェックしておきましょう。
◆名前
◆職業・職種
◆連絡先
上記の項目は、名刺を作成する上で外せない必須項目です。
さらに、以下の情報もあると、受け取り手に丁寧な印象を与えられるでしょう。
◆顔写真
名刺交換のあと「あれ、どんな人だったっけ?」を避けるため、名刺に写真や似顔絵を添えると、キャッチーな印象を与えられます。
◆WebサイトのURL・SNSアカウント
Web上に自身にまつわるサイトを開設している場合には、ぜひ添えておきましょう。
また現在、TwitterやFacebook、LINE、Instagram等のSNSで公式アカウントを保有している企業・店舗も少なくありません。
リアルタイムな情報共有のために一般化しているSNSのアカウントも、記載しておくのが良いでしょう。
個人情報漏洩防止!名刺にここまで書く必要はない?
名刺は、自身にまつわるさまざまな情報を一枚に詰め込むもの。
だからこそ、個人情報の漏洩につながる可能性とも隣り合わせています。
さまざまな人に配る可能性がある名刺には「住所」また「住所を特定することが可能になる固定電話番号」の記載は避けたほうが無難。
特に一人暮らしの女性や、家族と同居している場合にはストーキング・空き巣といったトラブルの元になりかねません。
不要な情報は極力避け、連絡ツールを記載する場合にもフリーメールアドレスやSkypeアカウントなど個人特定につながりにくい情報を載せましょう。
「おっ!」と思わせる、目をひく名刺を作るコツ
名刺は、不特定多数の人と交換しあうことが前提のものです。
「名刺交換だけはしたものの、一度もお付き合いのないまま……」となってしまうことも、めずらしいことではありません。
しかしフリーランスで活躍する人にとってそれは、せっかくのビジネスチャンスを棒に振っている状態!
フリーランスの名刺には「何ができる人で、どんな仕事を請け負っているのか」が明確に分かるようにしておきましょう。
業種・職業にも一工夫!
例えば自身の職業が「カメラマン」であることを伝えたい場合。
「○歳から世界各国を飛び回るカメラマン」と添えると「この人はフットワークが軽い人なんだな」と印象づけることができます。
もし「海外(特定の国)にまつわる情報を集めたい」と考えているクライアントがいれば、ニーズに合致し仕事の幅も広がるかもしれませんね。
まとめ
フリーランスで活躍する人にとっての名刺は、非常に大切な存在です。
ただ「名刺を配っている」ということ以上に、「ビジネスチャンスを配っている」というイメージで、名刺に自身の特徴・できること・得意なことをしっかり盛り込みましょう。