Ruby


Rubyとは

Rubyは、日本人が開発したオブジェクト指向スクリプト言語で、スクリプト言語が用いられてきた領域でのオブジェクト指向プログラミングを実現します。

クラス定義、ガベージコレクション、正規表現処理が強力、マルチスレッド、例外処理、イテレータ、クロージャ、Mixin、演算子オーバーロードなどの機能があります。

Perlを代替可能にすることが初期の段階から重視され、Perlと同様にグルー言語として使うことができ、また、C言語プログラムやライブラリを呼び出す拡張モジュールを組み込むことができます。

Rubyのメリット

Rubyは、より早く優れたソフトウェアを作ることができ、Javaと比べても10倍も早く作れると言われています。
様々なソフトウェアを作ることができ、Rubyで作成されたソフトウェアによりインターネットのサイトを作ることができます。

オープンソースなので、Ruby実行環境は無料で入手でき、しかもマルチプラットフォームなので、Rubyで書いたプログラムは、Ruby実行環境がインストールされているWindows、Linux、Mac OS など様々な環境で動作が可能です。

シンプルさと高い生産性を備え、エレガントな文法を持ち、自然に読み書きができるのも特徴です。

Rubyの活用法

Rubyは、テキスト処理関係の能力に優れ、Perlと同じくらい強力となっています。
また、シンプルな文法と、例外処理やイテレータなどの機構により、より分かりやすいプログラミングが可能となります。

気軽に楽しくプログラミングできて、しかも実用的なことから、規模の大きいWebアプリケーションから小規模の日用ツールまで、いろいろなソフトウェアを作ることができるようになります。

既にPerlやPython、HSPなどを使っていて、もっと使いやすいプログラミング言語を求めている人や、CGIプログラムをはじめとした、何らかのWebアプリケーションを作りたい人にも向いています。