テスター・デバッガー


テスター・デバッガーの仕事とは

テスター・デバッガーは、IT業界で未経験でも出来る仕事です。

プログラマや製造サイドで作られた商品は、テスト前段階のうちはバグが多く含まれています。
テスターは、ソフト、アプリ、ゲーム、OA機器などのテストを行い、バグを洗い出して直していくことで品質を上げていくのが仕事となります。

ゲームの場合操作どおりにきちんとキャラクターが動くか、パズルが完成すれば次のステージへ進めるか、スロットだと777がランダムで出るか。
こうした項目を1つ1つチェックします。

テスターとデバッガーの違いは

バグが発生したら、エクセルとかの管理表にバグが出たことを記入して報告します。

デバッガーは、バグが出た箇所を特定して原因を調べ、どのプログラムファイルの何行目のコーディングがミスっているかまで調べるのが仕事です。
プログラマーが兼任し、バグの修正部分まで関わることが多くなります。

デバッガーという人たちの中にテスターの役割を持った人たちがいる、という形で、デバッガーはテスターの上位に位置づけられます。

テスター・デバッガーはIT未経験でも可能

テスター・デバッガーはどちらも誰にでもできる仕事で、IT業界未経験でも可能なので、未経験、初心者でも広く求人があり、正社員以外、派遣社員、アルバイトなどでも仕事ができます。

いろいろなゲームをプレイすることで、楽しみながら給料がもらえると思うかもしれませんが、仕事自体は何度も同じテストを繰り返したりして、ひたすら様々な動作をチェックしながら、何回も何回も同じゲームをクリアしなければいけません。

単純作業に近いもので、あまり楽しむ余裕もなく、ずっとテスター・デバッガーを続ける、というわけにはいかないでしょう。
まずはテスターからスタートし、仕事しながらプログラミングを学ぶか、将来的に品質管理の仕事を目指すか、今後も考えて応募することになります。