スマホアプリ開発(ネイティブ)について
iOSアプリやAndroidアプリを開発するには、ネイティブコードを書いて開発する手法や、HTML5を書いて開発する手法などがあります。
ネイティブコードは、コンピュータが理解できる言語(マシン語)で記述されたプログラムで、数値の羅列で表現されるので、そのままだと人間が理解するのは困難なものです。
通常は、プログラミング言語により作成されたソースコードを、コンパイラなどの変換ソフトウェアを使ってネイティブコードに変換します。
スマホアプリ開発(ネイティブ)は、ネイティブコードなのでデバイスの機能を最大限に活かすことができ、速度が速いというメリットがあります。
スマホアプリ開発(ネイティブ)のメリットとデメリットは
ただ、スマホアプリ開発(ネイティブ)の場合、Macが必要で、iOS用にObjective-Cで開発し、Android用にJavaで開発する必要があることから、習得のためのコストや開発コストがかかり、また保守性が悪い、というデメリットもあります。
これ以外にも、公開したアプリへの導線をいかに確保するのか、などの点で課題も多くあります。
それでも、描画パフォーマンスや処理速度については、負荷がかかる無限スクロールや、激しいアクションゲームなどで、まだまだネイティブが有利とも言われています。
スマホアプリ開発(ネイティブ)のスキルは就職でも有利
スマホアプリ開発(ネイティブ)は、iOSの場合App Store、AndroidならGooglePlayで幅広いユーザーにプロモーションできるというメリットもあります。
このため、スマホアプリ開発の求人に応募する際も、やはりネイティブのスキルがあれば有利でしょうが、今後的には、HTML5周りの技術も必要不可欠になるようです。
各々の使用目的を、開発の段階から開発後のマネタイズ、管理方法やアフターのメンテナンスなどをきちんと計算したうえで使えれるようになれば、どの方法を選んでもメリットとして活かせるでしょう。