業務系エンジニアについて
業務系エンジニアは、クライアントとの折衝から要件定義・設計・開発・テストなど、クライアントのニーズに応じたシステムを設計し、プログラミングするのが主な役割です。
場合によっては、保守・運用まで行うこともあります。
業務系システムは、現在はどのようなオフィスワークでも欠かすことができないものになったことから、業務系エンジニアの活躍の場も増えています。
既にシステムを導入している企業でも、新規事業や効率化のためのシステム再構築が続いています。
金融や会計関係で、求人案件も数多くあります。
業務系エンジニアとして、仕事の請け負い方は
ただ、業務系エンジニアでも、活躍する分野は流動的です。
一度システムが出来上れば、保守作業が中心になるでしょう。
金融企業の業務系エンジニアでも、常に開発しているわけではないので、次に新たな作業に入れるかは、受注が取れるかにかかってきます。
フリーエンジニアとしてやっていく場合でも、設計、プログラミングから保守まで、全てを請け負ってやっていくのか、開発のみでやっていくのか、受注の仕方を考える必要があります。
業務系エンジニアに求められる能力は
業務系エンジニアの仕事は、コンピュータに触る前の段階の業務が一番重要で、プログラムなどはオマケだと言い切る人もいるようです。
クライアントの業務内容を分析し、問題に合わせて情報システムを企画・構築し、運用などの業務を一括して請け負う、というのが業務系エンジニアの姿とも言われます。
仕事請負先の要望に対して対応する能力が重要となり、時には無理な要望もあるかもしれないので、本当に無理な場合は、その理由をきちんと理解させる能力も、時には必要となります。
銀行の預金システムの開発を行うのなら銀行の業務を、商品管理システムの開発なら流通を、というように、携わる業界の内容を理解することも大事です。